侍ジャパンの大谷翔平投手(28=エンゼルス)が、米国でもフリー打撃の「ショータイム」を披露した。

試合前、打撃ケージに入ると観客から拍手と歓声が上がった。4セット、20スイングで12本の柵越え。フィールド上ではメディアや関係者がスマートフォンを高く掲げて動画をとる撮影会がスタート。大谷がセンター方向へ特大弾を放つと、球場内がどよめいた。

試合前のフリー打撃はシーズン中では珍しいが、日本凱旋(がいせん)ではファンの前で惜しみなく披露。国際大会、WBCの準決勝で注目度が高まる中、この日もフルスイングで現地のファンを楽しませた。

大谷はWBCでここまで5試合に出場し、16打数7安打の打率4割3分8厘、1本塁打、8打点と活躍。悲願の世界一へ負けられないメキシコ戦も中軸として期待される。