侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)が「3番DH」で出場。7回の第4打席は7回2死一塁、3番手の左腕ロメロと対戦し、3-1から四球を選んだ。

4番吉田正尚が3点本塁打を放ち、同点に負いついた。

6回の第3打席は先頭で、2番手のウルキーディと対戦。昨季13勝を挙げてアストロズの世界一に貢献した先発ローテ右腕に対し、2ストライクからの内角速球に詰まりながらも左前への安打を放った。これで今大会は全6戦で安打をマークした。

4回の第2打席は1死一塁で、メキシコの先発パトリック・サンドバル(26)と2度目の対戦。フルカウントから外角低めのスライダーをうまく捉えたが、打球が伸びすぎてセンターライナーに倒れた。

初回の第1打席は2死走者なし。大谷は打席に入る前に、サンドバルと目線を合わせて軽く会釈した。初球の95マイル(約151キロ)直球はストライク。そこから3球連続のチェンジアップで攻められ、カウントは2-2。5球目は外角高めの際どいスライダーを見逃し、フルカウントに。6球目も同じコースのスライダーを見逃したが、ストライク判定で三振に倒れた。

大谷は今大会全5試合で安打をマーク。9日中国戦では4打数2安打2打点、10日韓国戦では3打数2安打1打点、11日チェコ戦では3試合連続となる二塁打を放つなど、3打数1安打1打点だった。1号3ランを放った12日オーストラリア戦は2打数1安打4打点。16日の準々決勝イタリア戦では、三塁線へのバント安打を決めた。試合前までの計5試合で16打数7安打の打率4割3分8厘、1本塁打、8打点。

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