侍ジャパンを相手にサヨナラ負けを喫したメキシコ代表のベンハミン・ヒル監督(50=エンゼルス一塁コーチ)が日本に脱帽した。

9回の打線の粘りを称賛。先頭の大谷の二塁打から吉田が四球でつなぎ、村上が中越えのサヨナラ適時二塁打を決めた。ヒル監督は「もちろん、最後のイニング、素晴らしいつながりをされた。野球ですから。日本に帽子を脱ぐしかないと思う。どっちかが勝つしかない。両チームが素晴らしい仕事をした。誰も諦めなかった」と振り返った。

さらに続けて「私たちは勝利に近いところまでいきました。負けたけど、完敗したわけではありません。私たちにとっては、メキシコの野球界にとっては勝利を収めたと思います」と前を向いた。メキシコは初の4強入りで、主要3大会(WBC、五輪、プレミア12)を通じても初の決勝進出を目指していたが、あと1イニング届かなかった。

【WBC準決勝 日本-メキシコ戦ライブ速報】はこちら>>