米国代表マイク・トラウト外野手(31=エンゼルス)が大谷に負けじと激走した。1回1死、侍ジャパン今永の119キロのカーブを詰まりながらも右前に落とした。右翼近藤と二塁山田の間に落ちて一瞬、処理にちゅうちょする、わずかな隙を見逃さず、二塁へ激走。ヘッドスライディングでセーフとなった。

前日には大谷が準決勝のメキシコ戦の1点を追う9回、先頭で二塁打を放ち、ヘルメットを自ら飛ばして激走。村上の逆転サヨナラ打につなげていた。エンゼルスで同僚のMVP3度受賞のスターも負けじと激走で流れを呼び込んだ。

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