侍ジャパンのダルビッシュ有投手(36=パドレス)が6番手で8回にリリーフ登板し、1失点で踏ん張った。

湯浅、宮城ら宮崎強化合宿から慕ってくれた若手投手陣からの声援で送り出され、09年大会以来の決勝のマウンドへ。

先頭の4番アレナドを力のない中飛で1死。5番シュワバーには粘られ10球目を右翼へソロを浴びた。1点差となりスタンドから「USAコール」が巻き起こる中、好調の6番ターナーには中前安打。試合の流れが米国に傾きそうになる中、冷静に続くリアルミュートを遊飛、ムリンスを中飛と2球で仕留めた。

連覇した09年大会以来14年ぶりの日本代表。「自分としては、もう最後になる可能性があるので」と年齢的にも日の丸を背負って投げるのは最後の可能性が高いと自覚している。日米通算188勝のベテラン右腕が、1点リードを保ち9回にバトンをつないだ。

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