侍ジャパン岡本和真内野手(26=巨人)が、会見で爆笑を誘った。9回2死で「大谷VSトラウト」を一塁の守備に就きながら幕切れを迎えた。会見でそのときの心境を聞かれ「マンガみたいだなと思いました(笑い)」と、会見場は岡本ワールドとなり笑いに包まれた。

決勝では村神様とのアベック弾で、米国代表を突き放した。1点リードの4回先頭の打席。フリーランドの2球目、内角へのスライダーをとらえた。左中間への124メートルソロ弾で、2点差に広げた1発は今大会2号だった。前日の準決勝メキシコ代表戦では、同様に左中間へ伸びた打球をフェンス際で、左翼アロザレーナによって阻止。幻のホームランとなっていただけに「昨日は入らなかったので、今日はいっぱいウエート(トレーニング)をして、いっぱいご飯を食べた」と正真正銘、スタンドへ運んだ1発も笑いに変えた。

ただ村上との「ムネオカ」アベック砲には感慨深く語った。「お互いにとってホームランが長所。2人で同じチームで打てることはもしかしたらもう2度ないかもしれないですし、いろいろ思うところはあります」と話した。

 

▽巨人阿部ヘッドコーチ アメリカのスター軍団が結集しても、日本の緻密な野球が世界に通用するんだというのを彼らが証明してくれた。ピッチャーも世界一通用することを、この大会で証明できたと思うし。ああいう舞台を踏むことがすごく自信になるし、帰ってきてから期待できるし、なんといっても野球人気がまた一段と、活気づいてくれたらいい。

▽巨人中島 侍ジャパンのみなさん、痺れる試合お疲れさまでした。プレーしている選手、そして試合を見ていたすべての人が一球一打にドキドキしていたと思います。

▽巨人小笠原3軍打撃コーチ 興奮と感動をありがとうございました。この勢いを日本に持ち帰ってレギュラーシーズンを盛り上げて貰えたらと思います。

▽巨人杉内3軍チーフ投手コーチ 世界一おめでとうございます。チームの結束力の高さというものをすごく感じられました。また日本に帰ってきてシーズンは開幕しますが盛り上げていってほしいと思います。

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