連覇を逃した米国代表のマーク・デローサ監督(48)は試合後、真剣な表情で試合を振り返った。試合には敗れたものの、「今夜は野球界が勝利した」と、国の威信をかけた、白熱した戦いの意義を「野球界の勝利」と表現した。

米国代表については「みんなガッカリしているだろうが、厳しい試合、楽な試合にかかわらず、チームが一体となってみんなで楽しんでいたことを誇らしく思う」と、選手たちの真摯(しんし)な姿勢をたたえた。

また、最後に大谷とトラウトの対決が実現したことに、「野球の世界はリアルなんだ」と力説。「大谷が大事な場面で出てきて戦っている姿を世界全体が見たはずだ。ただ(結果が)違うシナリオであれば良かったんだが」と、悔しさをのぞかせた。

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