WBCで世界一となった侍ジャパン村上宗隆内野手(23=ヤクルト)へ向け、前九州学院の監督で4月1日から彦根総合(滋賀)の校長、野球部総監督に就任する恩師・坂井宏安氏(65)が祝福のコメントを寄せた。

「優勝、おめでとう。昨日は打ったから今日も打つと思っていたよ。周りは不調だとか言っていたけど、私はちっとも心配していなかった。高校時代から1、2回戦では打たないんだよ。4回打てなくても5回目には打つ。それまでの不調を洗い流して何かが降りてくる感じやった。調子の悪さを全部、心の中のシュレッターにかけてしまう(笑い)。それが村上よ。侍ジャパンは、みんなよくまとまっとったね。村上も生き生きしとった。あの中でプレーできることは、選手として本当に幸せでしょう。WBC優勝を見せてもらえて、いち国民としてありがとう、と言いたい。すぐにシーズン開幕だから、まずはゆっくりして。お前の体だけど、きっと酷使しているやろ。若いし気が張っているのかもしれない。まずは体を大事にしなさいね」

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