侍ジャパンが熱戦を制して09年大会以来、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。

決勝では初となる日米決戦。9回は、大谷翔平投手(28=エンゼルス)が抑えでマウンドへ。米国の主将で、エンゼルスでは同僚のマイク・トラウト外野手(31)を空振り三振で締め、胴上げ投手になった。野球の母国にして前回王者、スーパースターが居並ぶチームUSAに競り勝った。WBCでは初の全勝Vにもなった。

 

▽花巻東・佐々木洋監督 

日本のこれからの野球を左右する大事な大会で、優勝してくれたことがうれしく、そして感謝の気持ちでいっぱいです。これまでの野球の非常識をこれからの野球の常識に変え、人の可能性を広げ、無限大にしたその影響はあまりにも大きい。これからの野球界そして子供たちのために夢を与え続け、手本となる選手でいつまでもいて欲しい。