侍ジャパンが熱戦を制して09年大会以来、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。
決勝では初となる日米決戦。9回は、大谷翔平投手(28=エンゼルス)が抑えでマウンドへ。米国の主将で、エンゼルスでは同僚のマイク・トラウト外野手(31)を空振り三振で締め、胴上げ投手になった。野球の母国にして前回王者、スーパースターが居並ぶチームUSAに競り勝った。WBCでは初の全勝Vにもなった。
▽ダルビッシュ一問一答
-日本の強さ
チームワークだと思います。チームワークは絶対に大会でNO・1だと思いますし、みんな明るく、お互いを支え合ってプレーできるところが一番強いところだと思います。
-日の丸の重み
その国を背負って戦うということなので、日本のファン、野球ファンの方々がすごく期待して、野球というスポーツを見てくれているので、すごく特別だと思います。
-日本では家族と別々だったが
(米国で家族に)会えて、子供がうるさいという日常の環境に戻れてすごくホッとしましたし、ものすごく支えになりました。
-シャンパンファイト
村上君に3回かけてもらって。でも、みんなにかけてもらいました。
-今大会が子供たちへの夢に
夢を与えられるというか、自分がすごく意識したのは、野球というのは楽しく、明るくやるスポーツというポジティブなイメージを持ってほしいというところがあった。それをみんなが体現してくれたのが大きかったです。
-今やりたいこと
先発がしたいです(笑い)。実戦が本当にないので、やっぱり段階を踏んで開幕に行きますから。それがまったくできていないので、明日、パドレスのキャンプ地に行って調整したいと思います。
-WBCへの考え方
自分より周りが変わって来ているかと。やっぱり米国が強くあってくれるからだんだん盛り上がって来ているのかなと思います。