「トラウト0・39%の屈辱」を深掘りした米データ分析会社「コディファイ」のツイッターは22日、侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)の新たな仰天データを発表した。

決勝の米国戦でも投打に活躍した大谷は、投攻走で超一流の計測値をマークしていた。7回、痛烈なゴロの遊撃内野安打が打球速度114マイル(約183キロ)を計測。メジャー全体でも昨季、この速度をマークしたのは31人だけだった。9回からマウンドに上がり、最速球はこの日誰よりも速い101・6マイル(約163・5キロ)。また、7回の内野安打で一塁までの到達は4・16秒で、これは昨季トップ20人に入る俊足タイムだという。

同社は投球分析に定評があり、多くの大リーグ投手がデータを参考にする。大谷が投じた最後の打者、エンゼルス同僚のマイク・トラウト外野手(31)を三振に封じた打席では、ストライクすべて空振り。「トラウトがMLBで立った6174打席(ポストシーズン含む)で、3ストライクすべて空振りの三振は24回のみ。0・39%しかないレアケースだった」と紹介し、反響を呼んだ。

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