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イチロー痛!ミスショットで自打球

打撃練習中に自打球を当て、顔をしかめるイチロー(共同)
打撃練習中に自打球を当て、顔をしかめるイチロー(共同)

 第2ラウンドでの本領発揮が期待されているイチロー外野手(35=マリナーズ)に、一瞬ヒヤリとするアクシデントが襲った。米国での練習初日のフリー打撃で、珍しく右足甲に自打球が直撃。痛みに顔をゆがめるシーンもあったが、アイシング処置だけで、その後の練習には支障なく通常メニューを消化。幸い大事には至らなかったが、周囲に緊迫感が漂った。

 アリゾナの乾いた空気が、鈍い音とともに凍り付いた。フリー打撃の3回り目。左腕の打撃投手を相手にしていた4球目だった。内角球を引っ張りにいったが、まさかのミスショット。打球は、スパイクのひもの結び目のやや下辺りへと「ジャストミート」してしまった。ポーカーフェースは崩れ、苦悶(くもん)の表情。試合では時折あるが、練習では極めて異例のシーンだった。

 打撃投手の制球がやや乱れており、ようやくきたストライクにやや力が入ったのか。この日は無言で球場を後にしたため詳細はわからない。その後は7回りし、計10回り63スイングで11本の柵越えをマークした。フリー打撃終了後には右葉の守備にも就き、打球を追った。

 宿舎へ戻った後は、患部ではなく体の張りをほぐすことなどが目的のマッサージを受け、全身をメンテナンスした。日本滞在中の練習では別行動が多かったが、この日はチームメートと一緒にバス移動。一致団結での突破が課せられた第2ラウンドへと寸暇も惜しみ、コミュニケーションを深めた。【高山通史】

 [2009年3月12日8時19分 紙面から]

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