侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)が24日、都内で会見を行い、3月のWBCに出場する27人を発表した。

 「日に日に緊張感が高まっている。頭の中はメンバー編成、どう使おうかということでいっぱいです。先発、第2先発、中継ぎ、抑えをどうするか、コーチ陣と議論してきました」と話した。

 先発候補には日本ハム大谷、巨人菅野、楽天則本、ロッテ石川の4人を挙げた。大谷の起用法については「基本は投手。あとは日程的にどこで野手としての出場か可能なのか、(日本ハム)栗山監督と話しますが、基本的には投手中心」と説明した。抑え候補にはオリックス平野、楽天松井裕の名前を挙げた。

 アストロズ青木については「彼自身の口から必要であれば参加しますと早い段階から伝えてくれた。メジャーで戦う強さ、経験を伝えて欲しい。(打順は)1番、2番」と言った。4番候補には日本ハム中田、DeNA筒香を挙げている。

 発表直前で1人辞退者が出たため、当初予定していた28人全員の発表はできなかった。