連日、満員御礼の両国国技館には、多くの外国人観光客が訪れている。欧米やアジアなど、さまざまな地域から、大相撲に詳しい人も、そうでない人も観戦。そこで日刊スポーツでは、初日から休場した横綱稀勢の里、大関高安を除く三役以上の7人(鶴竜、白鵬、豪栄道、栃ノ心、逸ノ城、御嶽海、遠藤)を対象に、夏場所を観戦した外国人女性50人にアンケート。顔が分かる写真を見て、好みの力士を回答してもらった。

 1位は18票を獲得した白鵬だった。ノルウェー人のマーレンさんは「チャンピオンっぽくてカッコイイ」と、見た目だけでなく実績を加味して選んだ。他に白鵬を選んだ理由は「真剣な目つきがいい」(オーストラリア人のエミリーさん)や「初めての日本で全然分からないけど、ディス イズ スモーって感じ」(ブラジル人のキャロラインさん)などと、いずれも直感的に強さを感じていた。

 これには白鵬も「海外の人は分かってるね。NHKは海外でも放送しているからかな」と、うれしそうに話した。白鵬に続くのが遠藤(11票)御嶽海(7票)鶴竜&栃ノ心(ともに5票)豪栄道(3票)逸ノ城(1票)。「かわいい」という意見が多かった。女性ファンの増加は、国内だけではなく外国人も同じだったと判明した。【高田文太】