全日本、ノア時代に名勝負を演じた元レスラー小橋建太氏(47)と高山善広(48)が1日、新宿のアントニオ猪木酒場でトークバトルを繰り広げた。特設会場には超満員の120人が詰めかけた。

 2人は全日本の3冠ヘビー級選手権、ノアのGHCヘビー級選手権と、それぞれシングルでタイトルを懸け2度対戦。いずれも小橋氏が勝利している。また、バーニング対ノーフィアーとして抗争を展開してきた。

 小橋氏は高山の印象を「日本人にこんなデカいのはなかなかいない。全日本に参戦してくれば、いずれ自分と当たると思っていた」と述懐。

 高山は「全日本には四天王プラス1(秋山準)がいて、その世界に食い込むには、どう絡めばいいかを考え、小橋さんに必要以上にかみついた」と当時の心境を明かした。口べたな小橋氏に、高山が軽妙なトークで絡み、ファンの爆笑を誘っていた。