IBF世界ミニマム級王者の高山勝成(32=仲里)が4日、KO予告ならぬ「結婚予告」を口にした。31日にエディオンアリーナ大阪で行う同級8位ホセ・アルグメド(27)との3度目防衛戦に備え、恒例となった近大での練習を消化。約2時間たっぷりと汗を流した後、10歳年下の井上の結婚を「いいんじゃないですか。おめでとうございます」と祝福。続けて、昨年から愛知・菊華高に通う高山は「僕も高校を卒業するまでにはしたい。学校の子と結婚します。卒業式の時に発表します」と、冗談か本気か笑顔で宣言した。

 高校の卒業式は17年春。有言実行のためにも、そこまで王座は譲れない。今回は左まぶたの古傷もありスパーリングを控えて仕上げる予定だが不安はない。「チャンスがあれば倒しにいく」と、最後は真顔で言い切った。