ボクシングのIBF世界フェザー級王座挑戦者決定戦(3日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッションで行われ、同級4位細野悟(32=大橋)、同3位ヨナタン・バロス(32=アルゼンチン)は、ともにリミットの57・1キロで一発パスした。

 勝者が挑戦権を得る同級王者リー・セルビー(29=英国)も視察のため来日中で、計量会場に姿を見せた。

 過去3度の世界挑戦経験を持つ細野は「調子はすごく良い。攻め倒せるように、楽しんで戦いたい」と闘志を燃やした。元WBA同級王者のバロスは「接近戦でのボディーに注意したい。将来的には1階級上でも世界王者になりたい」と意気込みを語った。

 セルビーは、次戦でこの試合の勝者と対戦すると明言し「両選手ともにすばらしいボクサーだ。戦うことを想定して、試合を見たい」と話した。