WBA世界フライ級王者井岡一翔(28=井岡)に挑む同級2位ノクノイ・シットプラサート(30=タイ)の参謀が“勇利アルバチャコフを破った男”であることが18日、判明した。

 チャッチャイ・サーサクン・トレーナー(47)で23日の世界戦当日は、セコンドにつく。同トレーナーは97年にWBCフライ級王者だった勇利氏を判定で破り、98年に王座を陥落した際は、マニー・パッキャオと拳を交えた。今回の挑戦で「2カ月前からノクノイを教えている。私は彼がベルトを奪うと思っている」と断言。ノクノイも「井岡がKO勝ちすると言っているようだが、私が逆にKOで勝つ」と自信を見せた。