WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ(20日、愛知・テバオーシャンアリーナ)の予備検診が16日、名古屋市内で行われ、初防衛を目指す王者田中恒成(21=畑中)と同級1位のアンヘル・アコスタ(26=プエルトリコ)はともに異常なしと診断された。

 田中が身長で1・2センチ上回り、リーチも0・3センチ長かった。田中は「体調もいい。あとは試合をするだけです。しっかり十分な準備はしてきた。アコスタは素晴らしい選手と分かっているので」と冷静に対応した。

 対するアコスタは「日本に来られて、美しい名古屋に来られて満足している。人間的にも謙虚なチャンピオンと対戦できるということで、いい機会をつくっていただいた。ぜひ土曜日は見に来てほしいと思います」と気持ちを高ぶらせていた。