プロボクシングIBF世界ライトフライ級王者の八重樫東(34=大橋)が21日の3度目の防衛戦(東京・有明コロシアム)に備え、同日朝に都内で当日計量に臨んだ。

 10ポンド(約4・5キロ)以上増量してはならないというIBFルールがあり、ライトフライ級のリミット48・9キロから53・4キロ程度が目安。八重樫は52・7キロ、挑戦者となる暫定王者ミラン・メリンド(29=フィリピン)は51・8キロと規定内のウエートでパスした。

 八重樫は「増量の数値はあまり意識していなかった。あとは試合をやるだけです」と集中力を研ぎ澄ませていた。