プロボクシング元世界5階級制覇王者で現役引退しているフロイド・メイウェザー(40=米国)が、米総合格闘技UFCの世界2階級制覇王者コナー・マクレガー(28=アイルランド)とボクシングルールで対戦することが決まった。米メディアが14日(日本時間15日)に報じたもので、8月26日に米ネバダ州ラスベガスで行われる予定だという。

 メイウェザーは15年9月、アンドレ・ベルト(米国)とのWBA、WBC世界ウエルター級王座統一戦に判定勝ちした後、49勝(26KO)無敗のまま現役を引退。約2年ぶりの“現役復帰”となる。一方のマクレガーはボクシング技術の高い総合格闘家でUFC世界フェザー級王座を獲得後、昨年11月には1階級上の世界ライト級王座も奪取。ランディ・クートゥア、BJペンに続く3人目の2階級制覇王者となった。また同時の2階級王座保持はUFC史上初でもあった。ボクシング界と総合格闘技界のスター選手2人よる対戦は注目を集めそうだ。

 昨春からメイウェザーが挑発的な形でマクレガーとの対戦を希望。マクレガーもボクシング-総合格闘技のファイトに前向きに反応し、UFCデイナ・ホワイト社長が2人の対戦の実現に向けて交渉していることを明言していた。