15日(日本時間16日)に行われるボクシングのWBC世界スーパーフェザー級タイトル戦12回戦(米カリフォルニア州)に臨む元王者三浦隆司(33=帝拳)が12日(同13日)、ロサンゼルス市内で公開練習を行った。

 多数の海外メディアから取材を受け、同じ興行に出る選手との記念撮影では、現王者ミゲル・ベルチェルト(メキシコ)と並んでリングの中央に陣取った。「いつもこんな感じですね。ただ、写真撮影では中央でしたね。あとはそんなに変わらないかな」と、米国で初のメインカードに出場することを実感しながらも平静な口調で話した。

 9日に現地入りし、順調な調整を積んでいる。「(体重も)リミット近くまできている。あとは疲れを抜くだけですね」と問題なし。15年11月に米国で王座陥落してから1年8カ月。「必ず勝ってベルトを取り戻す」と誓った。