ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級13位末吉大(26=帝拳)が18日に後楽園ホールで同級10回戦に臨み、フィリピン同級6位ネルソン・ティナンパイに3回KO勝ちで12連勝を飾った。

 「練習でやっていたが、無意識に出た」強烈な左ボディー一発で相手をもん絶させ、初のメインイベントの大役を全うした。村田諒太と同じ田中トレーナーに指導を受け、「ミット打ちで手が痛い。インパクトのスナップの利かせ方など、センスです」とパンチ力を認められる。6月に世界ランク入りも果たした名門ジムの期待の星は「ベルトは欲しい」と望んだ。