K-1 WORLD GPさいたま大会(9月18日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)の追加対戦カードが24日、都内で発表された。

 前世界スーパーフェザー級王者卜部弘嵩(28)が参戦し、同級3分3回で山本真弘(34)と対戦することが決まった。

 同日に都内で会見に臨んだ卜部弘は「(山本は)1つの時代を作ってきた男ですから。自分も時代を引っ張ってきたところがある。必ず勝って自分の時代に戻したいと思う」と力強く言い切った。

 卜部弘は昨年の世界最強決定トーナメント準決勝で大雅に敗れて敗退。今年2月にもタイトル戦でも挑戦者の大雅に負けて王座陥落した。7月のKrushでの日中対抗戦でも黒星を喫し、連敗続き。今回は復活がテーマとなるファイトとなる。

 一方の山本は12年7月に欧州のイッツショータイムで61キロ級世界王者となるなど日本の軽量級を引っ張ってきたベテラン。「6月に中国で負けてすぐに試合をしたいと思っていた。誰が相手でも受けるつもりだった」と口にした。