2年ぶりの“復帰戦”に向け、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(40=米国)が23日(日本時間24日)、米ラスベガスで対戦相手となる米総合格闘技UFCの2階級制覇王者コナー・マクレガー(29=アイルランド)とともに最後の会見に臨んだ。

 8月26日(同27日)に米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるスーパーウエルター級での「メガファイト」を控え、両者は壇上で約90秒間のにらみ合いを続け、静かに火花を散らした。

 調整は順調な様子で「すさまじいほどのトレーニング合宿をしてきた」と自信を示したメイウェザーは緊張感を漂わせた。「マクレガーは強いファイター。タフな相手だ。世界中の人々に血と汗と涙が流れるような戦いを与えたい。オレたち2人は能力を出し切って戦う」と強調していた。