ボクシングの世界3団体統一ミドル級王者(WBAスーパー、WBC、IBF)のゲンナジー・ゴロフキン(35=カザフスタン)-元世界2階級制覇王者サウル・アルバレス(27=メキシコ)戦は9月16日(日本時間17日)、米ネバダ州ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される。世界ミドル級最強決戦と言われる注目の一戦に先駆け、両選手は13日(同14日)にはラスベガスのMGMグランドホテルで開かれた記者会見に臨んだ。

 37勝(33KO)無敗を誇るゴロフキンはリラックスした表情で「簡単な試合にはならない。彼の戦略は分かるし、彼もオレの戦略が分かる」と笑顔。さらに「最大の日がやってくる。大金が来る。ビッグな対戦相手もくる。オレはエキサイトしている」とやる気満々。最後には「新しいガールフレンドとデートするような気分だ」と独特な表現で大一番を語った。

一方、WBC王座奪回に挑む49勝(34KO)1敗1分けのアルバレスは「彼は非常にアグレッシブなスタイル。オレはカウンターパンチャー。試合はかみ合うだろう」と不敵な笑みを浮かべた。