ボクシングのWBA世界ミドル級タイトル戦は今日22日に決戦の時を迎える。挑戦者で同級1位村田諒太(31=帝拳)は21日、都内で前日計量に臨み、リミットの72・5キロで1回でパスした。

 村田がKO勝ちなら中盤以降か。村田は「1回からガンガンいくことはない。不用意なパンチもらってもしょうがない」。第1戦の反省点は4回にダウンを奪った後の攻め方で「修正するなら終盤にいかなかったこと。手数が減ったこと」と攻勢に出る機会を計った。帝拳ジムの浜田代表はリミットを600グラム下回ったエンダムに「スピード重視では。前回より動いてきそうだ」と分析。「ムードは勝って当たり前だが、我々は紙一重だと思っている」と警戒した。