K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹(21)が24日、都内で公開会見に臨み、来年3月21日のK-1さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ大会「K,FESTA.1」での、現Krush55キロ王者の寺戸伸近(37)との対戦を熱望した。

 武居は23日の同コミュニティアリーナ大会(日刊スポーツ新聞社後援)のノンタイトル戦で、米国の強豪ビクトー・サラビア(24)と対戦、1回1分38秒、バックスピンキックで鮮やかなKO勝ちを飾った。「今年に入ってからずっと練習して、やっと昨日の試合でしっかり出せた」とニンマリだ。

 そして、来年3月について聞かれた武居は「寺戸選手とやってみたい」といきなり相手を指名した。「レジェンドと言われる選手で、トーナメントで唯一やっていない相手。現Krushチャンピオンだし、寺戸選手しかいない」と断言していた。