総合格闘家の広田瑞人(36=CAVE)が来年2月11日にオーストラリア・パースのパース・アリーナで開催されるUFC221大会に出場することが22日、発表された。フェザー級から1階級上げ、本来のライト級に転向。同級5分3回で、ロス・ピアソン(33=英国)と対戦する。

 9月のUFC日本大会では試合前日の計量オーバーと体調不良によるドクターストップで欠場。広田は「対戦選手の(チャールズ)ローザ選手、およびチーム・ローザの皆様、UFC関係者の皆様、そしてファンの皆様にあらためて深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。減量苦解消のために本来のライト級に戻して出直した経緯を明かし「この機会を与えてくれたショーン(・シェルビー・マッチメーカー)とUFC感謝しています」とした。

 対戦相手となるピアソンはジ・アルティメット・ファイター(TUF)シーズン9を制してUFCと契約を結んだ。広田自らも「Road to UFC JAPAN」のファイナリストとなるため「自分は日本版TUFで同時優勝でしたが、このTUF優勝者対決を制して、日本人の強さを証明したいと思っています」とコメントしていた。