27日に東京・後楽園ホールで開催される「K-1 WGP 2017 サバイバルウオーズ」の前日計量は26日、都内のホテルで開かれた。メインイベントのとなる同スーパー・ウエルター級次期挑戦者決定戦で対戦する日菜太(31)、広野祐(33)が登場。日菜太はリミット70キロ、広野は69・8キロで一発パスした。

 この勝者は来年3月21日、さいたまスーパーアリーナのメインアリーナで開催される「ケーズフェスタ・ワン」(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級王者チンギス・アラゾフ(24=ベラルーシ)への挑戦権を得られる。

 計量後の会見で日菜太は「明日、良い試合をしないと(アラゾフ戦を)言う資格はない。K-1の締めをボクの試合で締める。終わりよければすべて良しということで」と意気込んだ。一方の広野も「世界一になりたいという気持ち。それに尽きる」と挑戦権ゲットを見据え、気持ちを高揚させていた。

 両者は、ともに6月の第2代同級王座決定トーナメントに出場したものの、日菜太はピケオー(オランダ)に判定負け、広野もダルベック(スウェーデン)に出血によるドクターストップ負けを喫し、アラゾフにトーナメント制覇を許していた。