WWEは5日(日本時間6日)、元プロレスラーのヒルビリー・ジム(65)の18年度のWWE殿堂入りを発表した。

 18年度の殿堂者はゴールドバーグ、ダッドリー・ボーイズ(ババ・レイ、ディーボン組)、アイボリー、ジェフ・ジェレットに続き5人目となる。

 84年にWWEデビューしたジムは、ジーンズのつなぎ姿に笑顔のひげ顔がトレードマーク。大きなカントリーボーイとして多くのWWEファンに愛された。ハルク・ホーガンに見いだされてトレーニングを受け、持ち前の怪力に技術が加わり、類稀な才能を開花させ「人間トラクター」とも言われた。

 90年にリングを去るまで多くの名試合を残したジムは、9万3173人の来場者となったレッスルマニア3大会で開催されたキングコング・バンディとのシックス・パーソン・タッグ・チーム・マッチが有名。引退後もWWEで仕事を続け、14年にはWWEネットワークのリアリティー番組「レジェンド・ハウス」に出演していた。

 なお殿堂入りセレモニー、WWEホール・オブ・フェーム2018は4月6日、米ルイジアナ州ニューオーリンズのスムージー・キング・センターで開催される。