全日本プロレスで活躍し、現在休業中の川田利明(54)が13日、都内で会見し、4月26日に新木場1st Ringで自身がプロデュースする大会を開催すると発表した。

 川田は全日本で故三沢光晴さんや小橋建太氏らと熱戦を展開し、田上明氏と全日本四天王として黄金期を築いた。10年を最後に飲食店経営と体のケアに専念するため、プロレスを休業していた。

 川田は「自分が体がガタガタでリングに上がれない中、今までになかったリングを届けられたらという思いで」と大会開催への思いを語った。具体的には「ボクたちがやっていた時代、その中で生きた人間と、現代のジャンルの選手をうまく組み合わせられたら。6試合ぐらいで、女子プロレスもあえてあってもいいかな」と説明した。出場選手はこれから声を掛けるという。「思っていることを全部できなくても、これが何かの始まりになれば。その後もできたら続けていきたい」と希望を口にした。