新日本プロレスのロサンゼルス道場が24日(日本時間25日)、正式オープンし、コーチに就任した柴田勝頼(38)が道場開き会見に出席した。昨年3月のIWGP王座挑戦後に急性硬膜下血腫を発症し、戦線離脱中。柴田は「私はまだ終わっていない。けがから回復する中で、できることを考えた時、ちょうどLA道場ができた。ここでトレーニングしながら一緒に汗を流して選手を育てていきたいというのが1番」と口にした。

 リング復帰については「分からない。できることを、とにかく考えないでやっている。私は止まりたくない」と言及。さらに「日本にいるといろいろ雑音があり、周りは気になるし、狭いし、マイナスなことが多いが、こっちに来てから広い空を見て整った環境で毎日、無駄なことを考えずにトレーニングができる。こっちに来てからできることもたくさん増えました」とも話した。【千歳香奈子通信員】