WWEのクルーザー級ブランド「205Live」を主戦場とする元ノアのKENTAことヒデオ・イタミ(37)がロウ、スマックダウンへの移籍に強い意欲を示した。

 6日、米ニューオーリンズで開催されたWWE主催のレッスルマニア34大会に向けたメディアデーに出席。「笑われるかもしれないけれど」と前置きした上で「まだスマックダウンやロウに上がりたいという気持ちはあるので。今は、今、与えられたところでしっかり全力でやるという気持ちですが。それが次につながっていくのかなと思っている」との野望を口にした。

 WWE加入から約4年。イタミよりも後に加入してきた中邑真輔(38)、アスカ(36)が8日のレッスルマニア34大会で王座に挑戦する。「頑張って勝って欲しい気持ちがあります」と2人にエールを送ったイタミは「(自分も)結果を残さないと。さらに上にいきたいと思うし、笑われるかもしれないけれど、中邑とアスカがレッスルマニアで試合を組まれて悔しい自分がいる。ここで終わりたくない」と決意を口にした。

(ニューオーリンズ=千歳香奈子通信員)