WWEスマックダウンの中邑真輔(38)は、約2カ月間で4度目のWWEヘビー級王座挑戦が決まった。6月17日、米シカゴのオールステートアリーナで開催されるPPV大会マネー・イン・ザ・バンクで、王者AJスタイルズ(40)に再挑戦することが14日(日本時間15日)、発表された。

 スマックダウンのシェイン・マクマホンコミッショナーが自らのツイッターで公式発表し「決定的な勝者、クリアな勝利をファンが見たがっている」とカード決定の経緯を明かした。

 中邑は4月8日の祭典レッスルマニア34大会でAJスタイルズに敗れた後、急所攻撃で突然、ヒール転向。同27日のグレイテストロイヤルランブル(サウジアラビア)で2度目の挑戦が実現したものの、両者がリングアウトとなって試合終了。決着戦として、5月6日のPPV大会バックラッシュではノーDQ(反則判定なし)で3度目の挑戦チャンスを得たが、両者同時の急所蹴りでダブルノックダウンとなり、日本人初となる同王座の獲得を逃していた。その後、中邑、AJスタイルズともに王座戦での完全決着を望む意思を表明していた。

 前回はノーDQで決着がつかなかったため、今回は違う形式での王座戦になる可能性も出てきそうだ。