「キックボクシング界の神童」那須川天心(19)が22日、都内で行われたインターネットテレビ局AbemaTVの番組「格闘代理戦争2ndシーズン」(日曜午後11時)の「300万円トーナメント」調印式で、一部で報じられたRIZIN初代女子スーパーアトム級女王の浅倉カンナ(20)との交際を認めた。那須川は質疑応答で、その件について聞かれると「そうですね。真剣にお付き合いさせていただいています」と、照れ笑いを浮かべつつ、堂々と宣言した。

 那須川は5月6日に行われたRIZIN10で、日本拳法出身の中村優作(31)とキックボクシングルールで戦い、4度のダウンを奪い2回1分42秒TKO勝ちし、デビュー30連勝を飾った。さらに17日には、RISE世界フェザー級王座決定戦でロッタン・ジットムアンノン(21=タイ)を延長の末、判定で破り、連勝を31に延ばすとともにRISE初の世界王者に輝いた。

 一方、浅倉は17年大みそかのRIZIN女子スーパーアトム級トーナメント決勝でRENA(26)と対戦し、1回チョークスリーパーで締めおとして一本勝ちを収め、初代女王に輝いた女子格闘技界の実力者。RIZINの7月29日さいたまスーパーアリーナ大会では、RENAとの再戦も決まっている。

 日本格闘技界の男女のホープが、熱い恋をたぎらせている。