US王者中邑真輔(38)が「邪魔者」排除で、19日のPPV大会サマースラム(米ブルックリン)での防衛戦に向けて弾みをつけた。

 いきなりサマースラムでの対戦要求してきたR・トゥルースに対し、中邑は「寝言は寝て言え」と日本語で一蹴。試合開始後もヒザの連打で先制し「カモーン」と余裕の挑発までしてみせた。身体能力の高いトゥルースを捕獲し、飛び付き式の腕ひしぎ逆十字固めから三角絞めで追い詰めると、最後は高い打点のキンシャサをたたき込んで3カウントを奪った。

 US王者としての実力差を見せつけ、真夏の祭典で控える前US王者ジェフ・ハーディとの防衛戦に向け、王者らしい貫禄を見せつけた。