新WWEユニバーサル王者となったローマン・レインズ(33)が早速、初防衛に成功した。

 19日のPPV大会でブロック・レスナーから王座奪取したレインズは「オレは勝ったぞ。約束通り今夜防衛戦をする! 相手(挑戦者)はフィン・ベイラーだ」と連夜の王座戦に突入。地力に勝り、挑戦者を持ち上げてパワーボムを繰り出した。ベイラーのファイナルカット受けながらも得意のスーパーマンパンチ2発で追撃した。

 そこに突然、王座挑戦権の入ったブリーフケースを保持する「巨獣」ブラウン・ストローマンが登場。動揺したレインズだが、ベイラーのクー・デ・グラをかわし、スピアーで沈めてフォール勝ち。初防衛を果たした。その直後にストローマンの襲撃を受け、ビックブートで倒され、さらに王座挑戦権行使の合図も入った。

 一気にピンチに陥ったが、盟友のセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズによる救出を受けて形勢逆転。3対1となると、ストローマンを実況席へのトリプルパワーボムで撃退。権利行使を示すゴングが鳴る前に阻止した。右腕負傷から試合復帰したアンブローズ、インターコンチネンタル王者ロリンズ。そしてWWEユニバーサル王者レインズ。3人によるユニット「ザ・シールド」の再集結に、会場は大盛り上がりだった。