ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者の白井・具志堅スポーツジム具志堅用高会長(63)が、世界注目のスーパーファイトを分析した。

1日に都内で行われた「ボクシング世紀の一戦“ゴロフキンVSカネロ2”完全ガイド」(10日午後11時からWOWOWプライムで無料放送)の収録に参加。15日に控えるWBAスーパー、WBC世界ミドル級タイトル戦(米ラスベガス・T-モバイルアリーナ)で王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)に挑戦するカネロこと元2階級制覇王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)の勝利を条件付きで予想した。

引き分けとなった1年前のゴロフキン-アルバレス戦と先日、米国で行われた両者の公開練習の動画をチェックした具志堅会長は「カネロ(アルバレス)が逃げないでファイトすれば勝つチャンスがある。ゴロフキンの距離にいたら勝てないけれど。前で出る勇気があれば勝てるね」と期待を寄せた。さらに「2回目の対決は良いファイトになるもの。1回から盛り上がると思う。中盤で試合が決まりそうな気がする」とKO決着まで予測した。

この収録には、ボクシング通で知られるお笑いコンビ「くりぃむしちゅー」上田晋也(48)と、元AKB48の板野友美(27)も参加。ボクシング生観戦1試合のみという初心者の板野は「恐れ多いですけれど、カネロ選手は格好良かったです。具志堅さんのおっしゃる通り、練習風景を見るとカネロ選手のスピード感とか高まっています」と、すっかりほれ込んだ様子。

上田は「プロレスでは『プ女子』と言われて女性ファンが多いですが、ボクシングも増えてほしい。『拳(こぶし)女子』とかいいと思いますよね」と女性ファン拡大を願っていた。