大日本プロレス会長のグレート小鹿(76)が6日、北海道で最大震度7を記録した大地震の影響で、営業活動中止に追い込まれた。

小鹿は、5日にオホーツク海沿岸の湧別町入りし、この日からプロレスの営業活動をする予定だった。しかし、未明の地震の影響で道内が停電。「天気は晴れているけど、町の信号は消えているし、どこへもいけなくなった。停電で携帯の充電ができなくて困っているよ。8日には東京に帰らなきゃいけないが、無事帰ることができるか心配。羽の生えた体が欲しいよ」とぼやいた。小鹿は函館市出身で「兄に電話して聞いたけど、すごい揺れだったようだ。札幌あたりもひどいと聞いているが、何せ電気がないもんで、被害の状況も、東京からの電話で知ったんだよ。札幌へは巡業でもよく行くし、心配です」と話していた。