K-1スーパー・フェザー級の皇治(29)が18日、都内で行われたK-1記者発表で、異例の優等生ぶりを見せた。

12月8日にエディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WGP 2018」(日刊スポーツ新聞社後援)の、第1弾ポスターのメインビジュアル起用が決まり、同級王者・村越優汰の対戦相手発表前に登場、大会PRに一役買った。

皇治は開口一番、同席した宮田K-1プロデューサーに「俺は出場決まってるってこと?出んかったらみんなびっくりするで」と質問。宮田氏に「出場選手は9月下旬から10月上旬に発表します」と慌てさせたが、「俺らの憧れだったKIDさんが逝かれた。これからは俺らが盛り上げないかん」と本気で話した。

皇治はさいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで24日開催の「K-1 WGP 2018」で、スタウロス・エグザコスティディス(31=ギリシャ)とスーパーファイトで対戦する。前同級王者の大雅を昨年9月にKO、現王者の武尊には3月に判定で惜敗した実力者が相手で、結果を心配するムキもあるが、皇治は「勝って当然やと思ってる。普通に倒します」と自信を見せた。

そして、「大阪にK-1連れてきたで」というコピーが入った12月大会ポスターを横に「最高のK-1を最高峰にするために気合が入っている。大阪ではタケポン(武尊)とやる」と、最後まで皇治節をさく裂させていた。