08年北京五輪(オリンピック)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(31)が10月5日、米ラスベガスでグラップリング(打撃なし、関節と組み技のみ)ルールで元UFCヘビー級王者フランク・ミア(39=米国)と対戦することが決まった。IQレスラー桜庭和志(49)が主宰するグラップリングルールによる5対5の団体戦QUINTET3大会(10月5日、米ラスベガス)で特別シングルマッチとして組まれたカードで、22日にQUINTET公式サイトで発表されたもの。石井も自らのツイッターで「夢がかなった。もう最高です」とつづった。

ミアは2度、UFCヘビー級王座を獲得。アンドレイ・アルロフスキー(ベラルーシ)、ブロック・レスナー(米国)、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)、ミルコ・クロコップ(クロアチア)らを下してきた関節技の名手。17年にUFCとの契約が終了。今年4月に米総合格闘技団体ベラトールFCでエメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)に敗れたのが直近の試合となる。