地元出身の3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(28=英国)が防衛(WBAスーパー3度目、IBF6度目、WBO初)に成功した。挑戦者となる元WBA王者の現WB0同級1位アレクサンデル・ポペトキン(39=ロシア)を7回1分59秒、TKOで撃破。通算戦績はジョシュアが22勝(21KO)無敗、ポペトキンは34勝(24KO)2敗とした。

慎重なファイトで試合に入ったジョシュアは序盤、挑戦者の左フックでぐらつき、鼻血を出すシーンもあったが、徐々にギアを上げて主導権を握りかえした。「彼が顔よりもボディーが弱いと思っていたので、両方を打ち分けた」とジョシュア。7回にはコンパクトな右ショートを的確にヒットさせると右、左フック、再び右ショートでダウンを奪取。立ち上がってきたポペトキンに連打でたたみかけ、レフェリーストップに追い込んだ。

「非常に厳しい挑戦者だった。彼は良い左フックとカウンターパンチの持ち主であることを証明した」とポペトキンに敬意を表した統一王者は「今回は7回だったが、9回になっても、12回フルラウンドになっても、私の目的は勝つことだった。オレのKO劇が戻ってきた」と喜んだ。約9万人が集まった会場のファンが期待したのは次期防衛戦の相手。WBC王者デオンテイ・ワイルダー(32=米国)との4団体王座統一戦についてジョシュアは「オレの第1候補はワイルダー。第2、第3候補の話なんてしない。ワイルダーがすべて」と強調していた。