スーパー・フェザー級スーパーファイトで、スアレック・ルークカムイ(32)が郷州征宜(32)に3-0で判定勝ちした。

スアレックはワンツーからローキックにつなげる攻撃パターンで前へ出て、ポイントを奪った。郷州は最後まで自分の距離を取れず、有効打を決められなかった。審判3者とも30-28という判定でスアレックがK-1初勝利を挙げた。

スアレックは「(郷州が)前に出てくると予想していたが、そうではなかった」と試合を振り返った。そして、「K-1の舞台でまた戦いたい」と笑顔を見せた。

当初はちょうど1年前に対戦するはずだった郷州-ティムール・ナドロフ(23=ロシア)戦が組まれていたが、ナドロフが1度痛めた右足首を再度負傷し、2度目の中止。1カ月前に郷州-スアレック戦が決まった。互いにやりにくい状況ではあったが、スアレックが持ち味を発揮した。