スーパー・バンタム級スーパーファイトで、同級王者の武居由樹(22)がアクラム・ハミディ(19=フランス)に、1回1分42秒KO勝ちし、連続KO記録を4に伸ばした。

K-1王者の武居が、WMF欧州同級王者ハミディに格の違いを見せつけた。立ち上がりこそ、ハミディのハイキックと連打に戸惑う場面もあったが、中盤に狙いすました右アッパー、左ストレートが相手の顔面にクリーンヒット。ハミディはそのままキャンバスに沈んだ。

試合後のインタビューで武居は「最初はすごくやりずらかった。自分から動いて相手のリズムにならないようにした」と、試合中の切り替えが、勝利につながったことを解説した。そして、今後について「目標とする武尊選手を超えられるように、タイの現役チャンピオンとK-1ルールでやってみたい」とさらなる成長を誓っていた。