WWEでカリスマ的存在感を放ってきた「ハート・ブレイク・キッド(HBK)」ことショーン・マイケルズが約8年ぶりに現役復帰することが決まった。

盟友のトリプルHと一緒にリングに登場。6日のPPV大会スーパー・ショーダウン(豪メルボルン)で、ジ・アンダーテイカーとの死闘を制したトリプルHが先に「25年という長い時間を掛けて険しい山の頂点に立ったが、雪崩が起きてしまった」とアンダーテイカーとセコンドにいた弟ケインの破壊兄弟による試合後の襲撃に触れ、「これは破壊兄弟への問いだ。(11月3日PPV大会)クラウン・ジュエルの準備はいいか?」と宣戦布告した。

するとHBKは「(トリプルHらとのユニット)D-ジェネレーションXは準備できてるぞ。今度はリスペクトなしで、この言葉をくれてやる」と告げた。会場からは同ユニットの合言葉「くそ食らえ(Suckit!)」のコールが起こり、2人はDXポーズを決めてユニット復活をアピールした。その後、PPV大会クラウン・ジュエルでトリプルH、マイケルズ組-アンダーテイカー、ケイン組の対戦決定が正式発表された。

マイケルズにとっては2010年3月のレッスルマニア26大会でアンダーテイカーに敗れて引退して以来、約8年半ぶりに試合復帰することになった。