アジアタッグ選手権は、野村直矢、青柳優馬の王者組が、大森隆男、ブラックめんそーれの挑戦者組を破り、2度目の防衛を果たした。

ブラックめんそーれの予想以上の奮闘もあり、拮抗(きっこう)した試合展開となった。しかし、大森、ブラックにつかまった野村が、ロープに飛ばされながら大森にカウンターのタックルを見舞い状況は一変。リズムをつかんだ王者組が、大森組を追い詰め、最後は野村がブラックにマキシマムを決め勝利した。

野村は、アジアタッグ王座に執念を燃やす大森に対し「今日は大森さんから直接取れれば納得したが、取れなかった。本人も納得していないと思う。今度挑戦してきたら、大森さんの息の根を止めてやりますよ」と豪語した。一方、青柳は「オレたちはここで止まっていられない。アジアチャンピンとして最強タッグを取りにいきます」と宣言していた。