8月8、9日に米ウインターパークで開催されたWWE女子トーナメントとなるメイ・ヤング・クラシック2回戦が11日、WWEネットワークでは配信され、参戦中の「天空の逸女」紫雷イオ(28)は準々決勝進出を決めた。

覆面ルチャドーラのセシウス(プエルトリコ)と対戦。試合前のインタビューで「世界に自分の名前を知らせるチャンスですね」と試合に臨んだ紫雷は、その言葉通りの実力を発揮。会場からわき起こった「レッツゴー、イオ」コールの中、ドロップキックでセウシスを場外に吹き飛ばした。

エプロンにいた時に相手の低空ドロップを決められて左腕を痛めた紫雷は一時苦戦するものの、ダブルニー2連発からのトペ・スイシーダで局面を打開。さらにコーナートップからのハリケーン・ラナを成功させると、必殺の月面水爆をさく裂させ、3カウントを奪った。

これで準々決勝に進出した紫雷はスターダム時代に対戦経験のあるディオナ・プラゾ(米国)と激突することが決まった。紫雷は「アームバー(腕ひしぎ逆十字固め)を止める」とプラゾの必殺技を警戒していた。なおトーナメント決勝は10月28日に開催される女子限定のPPV大会エボリューション(米ロングアイランド)で行われる。