ドーピング違反で王座剥奪されていた元UFCライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(31=米国)が12月29日に米ラスベガス・T-モバイルアリーナで開催されるUFC232大会で復帰することが12日(日本時間13日)、発表された。

同級1位アレクサンダー・グスタフソン(31=スウェーデン)とのライトヘビー級王座決定戦に臨む。13年9月の同165大会以来の再戦となる。

08年のデビューから約3年、23歳8カ月という史上最年少でUFC王座を獲得したジョーンズは、12年に飲酒運転事故を起こした。15年1月の同182大会では、ダニエル・コーミエ(米国)との防衛戦後にコカイン服用が発覚。15年には追突事故を起こして王座剥奪された。ライトヘビー級暫定王者だった16年にも薬物違反で王座を剥奪。17年7月の同214大会で当時のライトヘビー級王者だったコーミエに挑戦してKO勝利を挙げたものの、再び薬物違反で王座剥奪されるなど、お騒がせの連続だった。