ロウ女子王者ロンダ・ラウジーが、裏切りのベラ姉妹と派手な舌戦を展開した。

8日のシカゴ大会でトリオを組んだ姉妹から襲撃を受け、28日のPPV大会エボリューション(米ニューヨーク・ロングアイランド)でニッキー・ベラとの王座戦が決まったばかりのラウジーが革ジャン姿でリングに登場。ステージに姿をみせた同姉妹から「これはショービジネスでフレンドシップじゃないのよ。あなたは王座に挑戦する価値、ましてや王者になる価値はない。私たちの功績がなければ、あなたの持つロウ女子王座も存在しないんだから」と挑発を受けた。

負けじとラウジーもマイクを強く握り「ベラ姉妹は彼氏が偉いからやってこれたんでしょ。私は人生を懸けて柔道や(総合格闘技の)ストライクフォース、UFCのドアを蹴り破ってきた。そして今はWWEよ。ニッキーはジョン・シナの寝室のドアを蹴り破っただけでしょ」と挑発返し。一触即発ムードになると、ベラ姉妹との間に警護員たちが入った。ラウジーは警護員2人を投げ飛ばし、さらに別の警護員にスタンディング式リバース肩車も繰り出して蹴散らしたが、姉妹には逃げられてしまった。